中東料理とイスラエルワインの夕べ

祐天寺にある食堂モリサワ

祐天寺にあります食堂モリサワにて開かれた『中東料理とイスラエルワインの夕べ』のイベントです。
主催はフードコーディネーターの越出さん。

越出さんから｢今までとは質の違う、良いワインを揃えたい｣ とのご要望がありましてね。
今回用意しましたのは以下の６本：
　　１）カーメル・アペラシオン｜ロゼ
　　２）プサゴット｜ヴィオニエ
　　３）カーメル・シングルヴィンヤード｜シャルドネ
　　４）プサゴット｜メルロー
　　５）カーメル・シングルヴィンヤード｜シラーズ
　　６）ペルター・T-セレクション｜カベルネ・
　　　　ソーヴィニヨン

６皿の中東料理に、どれをとっても個性豊かで料理が引き立つことまちがい無しのイスラエルワイン６種を合わせた料理イベントの始まりです。

ダチョウのハーブタルタル

最初はダチョウのハーブタルタルと
カーメルの辛口ロゼワイン

タルタルって、あのタルタルソースのことではありませ
ん。｢細かく刻んだ具材の組み合わせ｣ のことらしく、
このタルタル、要はダチョウ肉のたたきですね。
ダチョウ肉は低脂肪・低カロリーで、とてもヘルシーな
食肉なんだそうです。

そして合わせるのは辛口のロゼ。
このロゼはマルセランを中心に造られていまして、
しっかりとしたボディに濃密な果実味が重なり、
実にバランスの良い味わいを醸し出しています。
生肉にピッタリじゃありませんか！

中東のディップ3種盛り

次は中東のディップ3種盛り
（アジルエズメ、フムス、ババガヌシュ）

そしてこれと一緒に楽しみますのはプサゴットの辛口
白ワイン、ヴィオニエ。
多くの方がヴィオニエはイスラエルの気候・土壌に合う
と言っていまして、イスラエルワインとしては注目の
白ワイン品種なのです。

ただヴィオニエは造るのが難しいワインだそうで、
プサゴットもあれこれ工夫をしながら、
ヴィオニエの繊細な味わいを造り出しています。

スパイシーな中東料理には間違いなく合うと
自身を持って持ち込んだ白ワインであり、
そして狙い通りに、スパイシーなディップ３種盛りとは
なかなかの相性です。皆様からも実に評判の良い１本と
なったのでした。

伝統モロッコ料理のパスティラ

続きまして伝統モロッコ料理のパスティラ

今回は春巻きの皮を使ったパイ包みになっていて、
中身は粉糖やシナモンを混ぜた鶏肉が包まれ、
ほのかに甘さも漂う実に美味しい一品でした。

そしてこれに合わせましたのがカーメルのシャルドネ。
樽香やバニラ風味が溶け合う厚みのある味わいで、
パスティラとの組み合わせが何とも魅力的じゃありませんか。

トルコ料理のパプリカのドルマ

次はトルコ料理であるパプリカのドルマ

お米や玉ねぎ、挽き肉などを混ぜたものを、
中をくりぬいたパプリカに詰めた料理です。
羊肉（マトン）を使っていましたが、臭みもなく、
とても美味しい仕上がりになっていました。

またここからは赤ワインが登場し、
まずはプサゴットのメルローの出番です。
とても果実味豊かでふくよかな味わいの赤ワインで、
やはり中東料理に合いますね。

ファラフェルと赤ワイン

避けては通れない定番のファラフェル

中東地域で広く食べられている定番の料理ですからね。
いつでも、どこでも出てくるのですが、
それでも不思議に食べたくなりますし、
また皆さんからの評判も良いひよこ豆のコロッケです。

合わせるのはカーメル・シングルヴィンヤード
のシラーズというかなり格の高いワインに対し、
ファラフェルだってお洒落な皿に盛り付けられて、
見た目でも負けていません。
そしてシラーズの穏やかでふくよかな味わいと、
ファラフェルの優しい味わいが実に良く合うのです。

キプロスのハルミチーズ焼き

最後はキプロスのハルミチーズ焼き

ヤギとひつじの乳から出来るキプロスの塩漬けチーズ
で、焼いても溶けない不思議な食感が最後を飾ります。

これと一緒にいただくのはペルター・T-セレクションの
カベルネ・ソーヴィニヨン。
ワインの柔らかく、豊かな余韻と塩味のチーズの風味が
溶け合い、何とも素晴らしい味わいが広がります。

食堂モリサワのご紹介

元祖フードコーディネーターの森沢さんのお店。
手作りの店内、旬の素材を活かした数々の料理、
小粋な江戸料理も含め、ビール、お酒、ワイン
に合わせた美味しい酒の肴が魅力です。
そして土曜・日曜は越出さんの中東料理が楽しめます。

店　　名：食堂モリサワ
電話番号：03-5724-3585
住　　所：東京都目黒区祐天寺１−２２−２
　アイエムビル１０１

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