ミネラルとコクが絡み合う豊かな飲み心地の辛口白ワイン【エラ・ヴァレー｜イスラエル】

エラ・ヴァレー・エステート｜シャルドネ

さわやかでフレッシュな香りと
コクのある飲み口溶け合う心地よさ

エラ・ヴァレー（ジュディアンヒルズ）のブドウ園で収穫されたシャルドネ100%の白ワインです。手摘みで収穫されたブドウは、一部はフレンチオーク樽で発酵が行われ、そのまま澱引きをせずに（シュール・リー製法）6ヶ月間熟成されます。残りはステンレスタンクで発酵・熟成が行われており、最終的にこれらがブレンドされた後に瓶詰めされています。

オーク樽（シュール・リー）とステンレスタンクの両方の特徴が絡み合う複数のストラクチャが折り重なりながら、しっかりと厚みのある酸味にほのかな甘みが溶け合う心地よい口当たりが魅力を放ち、複雑味と新鮮な果実味が交わる豊かな味わいを醸し出しています。

ミネラルとコクが絡み合う豊かな飲み心地の辛口白ワイン

　　　　

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色合いは綺麗な黄金色。
白い花を思わせるフローラルな香りが漂う中でアプリコットや黄桃、パイナップル、グレープフルーツの風味が重なるしっかりとしたボディをまといながら、微かに苦みも伴うミネラル感とふくよかな酸味が溶け合って心地よさを誘います。
そして奥の方からほのかにバニラ風味やナッツの香り漂うコクのある風味が顔をのぞかせて、一部はオーク樽で熟成されたことを思い起こさせるのです．．．

　　　　

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あまり冷やし過ぎず、適度に冷やして飲むのがおすすめでしょう。
余韻にしっかりとした酸味が顔を出して味わいを引き締めながら、スパイシーなニュアンスがアクセントを添え、しっかりとしたボディをまとうふくよかな果実風味にシュール・リーによる複雑味豊かな味わい広がる辛口白ワインです。
エレガントなミディアムボディの味わいにフルボディ寄りの飲み心地も顔を出し、存在感と豊かな味わいを奏でて美味しさをアピールしています。

古代からブドウ栽培と上質なワイン醸造が行われていた伝統の復活
エラ・ヴァレー・ワイナリーは、エラ・ヴァレー（エラの谷）に拠を構えるエステート・ワイナリーです。この地は旧約聖書『サムエル記』の逸話に出てくる少年ダビデが巨人戦士ゴリアテと戦った舞台として知られています。
元々この一帯はぶどうの栽培に適した地域として知られていて、紀元前3,000年〜4,000年の古代からブドウ栽培と上質なワイン醸造が行われており、ワイン造りではとても歴史ある地域なのです。

イスラム教民族による支配が続いてワイン造りが長い間禁止されたため、この地域でのブドウ栽培の歴史はすっかり忘れ去られていたのですが、1990年代初期になって伝統の復活に努力するワインアリーが現れます。
1998年に設立されたエラ・ヴァレー・ワイナリーは、この歴史的な伝統の復活に当初より携わってきたワイナリーで、この地で何千年も続いた古代のワイン作りの文化を再興し、これに現代のワイン醸造の知識と技術を融合してプレミアムワインの生産に取り組んでいるのです。

※エラ・ヴァレーのワインについて詳しくはこちら：『エラ・ヴァレーのワイン一覧』