イスラエルの土壌に合うぶどう品種|カベルネ・フラン
(Pelter T-Selection Cabernet Franc)

ペルターのT-セレクション|カベルネ/フラン

ペルターのT-セレクション|カベルネ/フラン



【2024年8月25日】

カベルネ・フランのきっかけ
カベルネ・フランが気に入るきっかけとなりましたのはPsagot のカベルネ・フランとの出会いでした。
2015年の事で、なかなかインパクトのあるエチケットが目を引きます。
濃厚感漂うしっかりとしたボディをうかがわせるのですが、実際に飲んでみると、エレガントでしなやかで品のある味わいが印象的で、すっかりカベルネ・フランが気に入ってしまったことを覚えています。

さらに5年目を迎えた頃から一層の輝きを放つようになり、奥行きの深さを感じさせる柔らかなタンニン、心地よい酸味、適度のスパイシーな刺戟が重なる豊かな広がり、そして深い森を匂わせる湿った土壌の香りに草木やシダの香りが交り合い、幾分野性味も感じさせる複雑味が素晴らしい味わいのハーモニーを奏でて、しっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出すのです。


プサゴットのカベルネ・フラン

プサゴットのカベルネ・フラン


イスラエルに向いた品種と期待の高いカベルネ・フラン
今までにヴィトキン、ティシュビ、そしてプサゴットのカベルネ・フランを堪能してきましたが、イスラエルでは多くのワイナリーがカベルネ・フランを生産していて、いずれも高い評価を勝ち得ている品種の一つなのです。

ご存知のように、カベルネ・フランと言えばフランスのボルドー原産の赤ワイン用ブドウ品種。
1980年代にシャトー・ラフィットのエドモンド・ロス チャイルド男爵がイスラエルに新しいワイン造りを持ち込んだ時に、イスラエルの土壌の特徴を考慮しながらフランスから持ち込まれましたのが、当時の中心品種であったカベルネ・ソーヴィニョン、マルベック、そしてカベルネ・フラン。

カベルネ・フランは既にこのような時期からイスラエルへ持ち込まれていたんですね。
その後、市場ニーズに合わない事から一時すたれますが、イスラエルのワイン造りが高品質ワインへと変貌を遂げる中でイスラエルに根付いていく事になるのです。


エレガントなペルターのカベルネ・フラン

エレガントなペルターのカベルネ・フラン


カベルネ・フランには冷涼な気候が向いていて、イスラエルでは北部ガリラヤ地方やゴラン高原が栽培に良いと言われていますし、他にもカーメル山の南側地域やジュデアンヒルズがカベルネ・フランに向いた地域として名を連ねています。
そしてこれらの地域に葡萄園を構えていますのがご紹介してきたヴィトキン、ティシュビ、プサゴット、そしてペルターになるのです。

ペルター T-セレクションのカベルネ・フラン
ペルター T-セレクション・シリーズの販売を始めて以来、シラーズやカベルネ・ソーヴィニョンが次々と高い評価を得てゆく中で、カベルネ・フランは今ひとつ波に乗れない状況が続いていたのですが、ようやく注目を浴びるようになります。
そして一旦注目され始めますとその評価は実に高く、日本市場でもしっかりとファンを獲得してゆくのです。


ペルターのカベルネ・フラン

ペルターのカベルネ・フラン


ペルターのカベルネ・フランの飲み心地
滑らかな口当たりと湧き上がる豊かな風味と共に、抜栓直後は濃縮した酸味が幾分存在感を見せますが、これもすぐにマイルドな装いに姿を変え、重厚感の漂うしっとりと厚みのある味わいが広がります。
重たい料理もしっかりと支えられそうで、たいていのメインディッシュに応えられる雰囲気を漂わせています。

そして時間の経過と共に本領を発揮し始めて、香りに一層の膨らみが漂い、酸味、タンニンの渋みがとてもマイルドになって重厚感が幾分影を潜め、明るく艶やかな一面を見せるのです。

穏やかで口当たりの良い味わいの中にもメリハリがあり、深みのある味わいが気品を漂わせるペルター・T-セレクションのカベルネ・フラン。
抜栓直後の重厚感漂う味わいも良いですが、少し時間の経った、この調和のとれた何とも心地よい味わいが良いですね。上品でありながら豊かなコクときめ細やかな気品を兼ね備え、エレガントと言う言葉が実に似合う飲み心地が広がります。


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