チューリップの質の高さ溢れ心地よい飲み口広がるフルボディ赤ワイン【イスラエル】

ほのかな果実の甘みが優しさを匂わせながらスパイシーなアクセントと絡み合い、これにふくよかな飲み口と心地よい綺麗な酸味が重なります。
商品ID 169848144
生産年・容量 2019年 750ml
販売価格 9,130円(税込)
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チューリップのブラック・チューリップ

チューリップ|ブラック・チューリップ

( Tulip | Black Tulip )
タイプ:赤ワイン
ぶどう品種
 
 
 
:カベルネ・ソーヴィニヨン 62%
 メルロ 22%
 カベルネ・フラン 10%
 プティ・ヴェルド 6%
アルコール度数:14%
生産年:2019年
容量:750ml
味わい:辛口 フルボディ
熟成:フレンチオーク樽にて30ヶ月間熟成。
生産地
 
:イスラエル|上ガリラヤ地方
       ジュディアンヒルズ


ボルドースタイルのおすすめブレンド赤ワイン

新鮮なハーブや黒胡椒の香りが交じり合い、さらにブラック・チェリーやプラムの甘やかな果実香に皮革、タバコの香りも交じります。バランス良く溶け合った酸味と果実実が質の高さを匂わせて、深みのある優しくふくよかな飲み口が心地よさを誘います。
ボルドースタイルのブレンドで、上ガリラヤ及びジュディアンヒルズで収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンとジュディアンヒルズ地域で収穫されたカベルネ・フラン、プティ・ヴェルド及びメルローから成り、主にフレンチオーク樽にて熟成されています。
妥協することのない最高品質の葡萄のみが選ばれていて、毎年限られた数のワインしか造られず、イスラエルでも最高品質のワインの1つとして挙げられる評価の高いワインです。



【ワインの製造過程から】
各々のブドウは畑の中でも最良のブドウのみが選ばれ、通常よりも最適な期間さらなる果実の熟成が図られた後に、品質の良いブドウのみをさらに選別して丁寧に手摘みで収穫されています。
ぶどうを除梗、破砕したブドウ果汁(マスト、果醪(かもろみ)と呼ばれます)は5日間冷水浸漬され、その後低温発酵に移されます。各ワインは6ヶ月間の発酵を経てブレンド処理され、30ヶ月間フレンチオーク樽にて熟成されます。



チューリップのブラック・チューリップ



バランスの良い深み溢れる味わいの高品質赤ワイン


色合いは赤みがかった赤紫で、軽さを感じさせる印象です。深みのある味わいが広がりますが、完熟をうかがわせる凝縮感はありません。
最初にガツンとくるスパイシーなアクセントに澄んだ綺麗な果実風味がバランス良く絡み合い、スパイシーさがすうっと退いた奥の方から優しくふくよかな飲み口が顔を出して、これに心地よい綺麗な酸味が重なります。


チューリップのブラック・チューリップ1


抜栓後少し時間を置くのもおすすめでしょう


時間の経過と共に黒胡椒のスパイシーな味わいが徐々に後ろに退いて、心地よい酸味と果実実が溶け合う何とも魅力溢れる落ち着いた余韻が広がります。
ワインだけでも楽しめる纏まりの良い味わいですが、幅広い料理を包み込んでしまう包容力を見せ付けて、しっかりとした存在感を放っています。




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※ ガリラヤ(ガリリー)
ガリラヤ地方はレバノン国境の南側に広がるイスラエル北部をカバーしていて、ゴラン高原と共にイスラエルで最良のワイン生産地と考えられています。
上ガリラヤ地方は標高650m〜1,000mに位置する山岳地帯で、火山性の砂地とテラロッサ土壌が混ざり、粘土質ですが水はけが良く、冷涼な気候がワイン造りに有利に作用しています。比較的新しいワイナリーが多い地域です。

※ ジュディアンヒルズ
エルサレムの北に広がる山岳地帯からヘブロンの南にあるヤティールの森にまで広がる新たな開拓地域であり、著名なブティックワイナリーが多数興隆し、高品質ワインが生み出されることで知られています。
標高500m〜1,000mの地域であり、気温は昼間暖かですが夜は涼しくて、ワイン造りには最適な気候環境です。高い山頂では積雪も有り、冬の気温は0℃〜18℃である一方、夏には15℃〜30℃にまで気温が上昇します。石灰岩の薄い層が広がっていて、石の多い土壌が特色です。



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チューリップ・ワイナリー( Tulip winery )

チューリップ・ワイナリー

チューリップ・ワイナリーは2003年に、ロイ・イツハキによってクファー・ティクヴァ(希望の村)と名付けられた村に設立されました。
クファー・ティクヴァは発達障害を抱える成人のための村で、イツハキは当初から高品質ワイン造りとクファー・ティクヴァの村人達の役に立つ社会貢献との両立を目指しながら事業を始めたんですね。

最初の出荷から市場で高い評価を得たイツハキは、事業を拡大すべくコーシャワインの認定を受ける準備を進めるのですが、この過程で次々と試練に直面します。
何しろコーシャワインの認定には正統派ラビ(ユダヤ教の宗教指導者)の監督や敬虔なユダヤ人男性のみによって造られなければいけないなど、数々の規則がありますから...

ワイン造りと社会貢献の両立を追求するイツハキは、 4年の歳月を掛けて、村人達の最大限の関わりを維持しながらもコーシャワインの認定獲得を成し遂げます。
そしてこの結果を受けてワインの生産は飛躍的に増大し、イスラエル最大のブティック・ワイナリーへと成長して行くのです。



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